お部屋を探すときに新築にこだわる方がいます。
誰も住んでいない新しい物件に住みたい気持ちも分かります。
設備も新しく、機能も充実している。
でも、家賃が高い。
そんな方には築10年程度の物件がおすすめです。
その理由をご紹介しましょう。
目次
築10年物件
築10年とは新築から10年経過した物件のことです。
10年と聞くと古い感じがしますが、そんなことはありません。
キチンと管理されている物件であれば意外と綺麗です。
設備面はどうか
設備面が以外と充実しているのも築10年の特徴です。
モニターホンがついていたり、エアコンがついていたり、キッチンの水栓器具もシングルレバーがついていたり。
それなりに充実しています。但し、最新型に比べ型落ちの場合もあります。
但し、キッチン本体や、浴槽などは10年前のものが使われている場合が多いです。
壁紙(クロス)やクッションフロアの床材も修理が実施されていれば、それなりに綺麗です。
家賃が安い
築10年の最大のメリットは家賃が安いことです。
新築に比べ割安になっています。
間取りなどによるため、一概に言えないのですが、新築に比べ20%から30%は安いのではないでしょうか。
中には、半額の物件もあります。
新築でも築10年でも日常生活は十分に行えます。それなら家賃が安いほうが良いのではないでしょうか。
大家さんの特徴
築10年の大家さんは賃貸経営にも慣れているため、理解のある方が多い印象があります。
様々な問題も乗り越えてきていますので、入居中に問題が起きても早い段階で対応していただけます。
築10年になると退去も何度も経験しています。
退去の際の費用負担に関しても、退去者から修理代金をもらう時代ではないことを理解しているケースが多いです。
入居から退去まで、安心できる大家さんが多いのも特徴です。
実際に築10年の物件を見てみましょう
ご希望の立地条件が決まったら、インターネットなどで築10年の物件を探してみましょう。
たくさん出てくると思います。
室内や設備の写真が掲載されていたら、それらも確認しましょう。
気に入った物件があったら、実際に内覧してみましょう。
若干、古い感じはしますが、悪くはないと思います。
共用部の設備確認
物件に足を運ぶと室内ばかりに目が行ってしまいますが、共用部の設備にも目を向けましょう。
消火器の期限が切れていないか。通路、階段などは綺麗かなど。
駐輪場の確認も必要です。
古い自転車が放置されていないか。駐輪場に放置物が置かれていないかなど。
また、築10年だと、そろそろ外壁塗装の時期です。
外壁にひび割れなど無いか。外壁のコーキングに亀裂がないかなど。
それらを確認することで、大家さんがキチンと管理しているか判断することが出来ます。
まとめ
築10年は、何と言っても家賃が安いです。
これが最大のメリットです。
でも、物件に問題が出始めるのもこの時期からです。
細部まで確認する必要があるのも築10年の特徴です。