新社会人の方のお部屋探しに関して、以前の記事で焦る必要はないと書きました。
周りの友人、知人などは早い時期から部屋探しを開始し、既に部屋を決めている。
自分だけが出遅れているのでは。お部屋が決まっていないと不安になるものです。
でも、焦る必要はありません。必ずではありませんがお部屋を探すことは出来ます。
以前に記事を読まれていない方はこちらをご一読ください。⇒ 新社会人の部屋探しはいつから始めればいいでしょうか。
目次
根気よく探すと案外部屋と巡り合える
部屋探しのスタートで出遅れると有名どころの不動産屋では、いい部屋は既に空いていないと思います。満室になっていると思います。
希望条件を諦めないと部屋が借りられないかも・・そんな焦りも出てくると思います。でも焦ることはありません。根気よく探せば意外といい部屋に巡り合えます。その実例を書いていきましょう。
キャンセル部屋を狙え!
不動産屋で部屋を探しても、希望条件では満室などの理由で部屋が見つからないかもしれません。でも、時期を少しずらすと部屋がキャンセルになっていることがあります。キャンセル理由は様々ですが、若干ではありますが、少なからずキャンセルになります。
なのど、「この前店を訪れた時は満室だったのに、今は空いている」こんなことも珍しくありません。
特に、人の異動の多い2月~3月は入居の申し込みも多いがキャンセルも多い時期です。
キャンセルを狙っていくのも良いかと思います。
狙い方として、不動産屋で希望に合う物件が見つからなかったときに、「いい物件がでたら連絡ください。キャンセルになった物件も合わせて教えてください」これを伝えておけばキャンセルになった物件を連絡してくれます。
希望エリアから少し離れた不動産業者を狙え!
希望エリアの不動産業者に部屋探しを依頼するのが一般的ですが、希望エリアから少し離れた不動産業者に部屋探しを依頼する方法もあります。
希望エリア近くの物件を紹介され、希望エリアとの違いに関して説明してくれると思います。説明を聞くと、希望エリアでなくてもいいかな。そんな気持ちになります。通勤の事を考えると希望エリアは重要ですが、目線を少し広げると、優良な物件に出会える可能性が高まります。
また、希望エリアの物件を紹介してくれる可能性もあります。
個人経営の不動産屋 地域密着店を狙え!
個人経営や地域に密着した店舗は意外と穴場物件を抱えています。
大手の不動産業者にどうしても行ってしまいがちですが、大家さんと古くから付き合いがあったり、地域の特徴を熟知していたり、メリットも多いです。
扱う物件数は少ないですが、少数精鋭が揃っています。
いっそ3月下旬を狙え!
4月の入社を控え、3月上旬までには部屋を決めておきたいと思います。でも、思い切って3月下旬に部屋を探し始めてはいかがでしょうか。部屋探しの最盛期2月~3月です。この3月下旬に入居の決まらない部屋は、1年間空室のままかもしれない。そんな不安を大家さんは抱いています。
そんな物件は家賃交渉などに応じてくれる可能性があります。また、エアコンを付けて欲しい。照明器具を全室に付けてほしいなどの設備のグレードアップに応じてくれる可能性もあります。また、家賃を一ケ月分サービスにしてくれるかもしれません。但し、厳しい条件を大家さんに突き付けると、難しい入居者と思われてしまい、入居を断られる可能性もありますので、あくまで慎重に。
この時期にすぐに引っ越せるように荷物の整理は事前に始めておく必要があります。部屋が決まったら、直ぐに引っ越せる体制を整えておきましょう。
まとめ
早い段階で部屋探しを始めた人に比べ、不利なのは否めません。しかし、諦める必要もありません。様々な方法を駆使したけど希望からかけ離れた部屋しか借りられなかった。そんなこともあるでしょう。でも大丈夫です。7月から8月になれば希望に合う部屋が空いてきます。今では初期費用(保証金など)が安価だったり、無い物件もあります。引っ越し費用も安くなっていると思います。とりあえず住んでみて、気に入らなければ直ぐに引っ越す。そんなことも可能な時代です。そこに気が付き、部屋を転々と変えている方もいます。引越しが多いのも考え物ですが、それも一つの方法と思います。但し、荷物は少なめにしないと大変です。
近いうちに、新社会人に送る良質な物件に見分け方をお話ししたいと思います。